日本のサラブレッドで争う

1頭の代表産駒がコケても
それをカバーできるだけの馬がいるのである。そしてダービーは、皐月賞で敗れたハクショウが見事に巻き返して優勝した。このままでは近い将来、日本のサラブレッドで争うダービーが、ヒンドスタン産駒によって争われるダービーになってしまうのではないか。そんな危倶を持ってしまうほど、すさまじいヒンドスタン産駒の陣容である。ヒンドスタンはその父系に名馬セントサイモンを持つ。イギリスで九度のリーディング・サイアーに輝いたセントサイモンは産駒が次々に種牡馬となったため、近親交配の弊害からかイギリスではその父系が途絶える寸前まで追い込まれた。ヒンドスタンにもそのような懸念が持たれても不思議ではない。今年のクラシックでの活躍により、ヒンドスタンはライジングフレームを抜いて日本のリーディング・サイアーに躍り出た。生産者からの種付け申し込みは後を絶たない。日本で最もモテる男になったと言っても過言ではあるまい。この先、ヒンドスタンには黙っていてもベッドが用意され、シーツが敷かれ、牝馬が順番待ちであふれかえる。ケネディ大統領と噂になっているマリリン・モンローを口説き落とすことも可能ではないか。それほどの勢いがヒンドスタンにはある。
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2011年2月9日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:競馬

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